競争原理VS保護政策 「限界集落」ネットで火花 地方の疲弊は都市にも影響 末端に居座り…税金の無駄

http://www.nishinippon.co.jp/news/wordbox/display/5342/

 「なぜ、限界集落応援的な報道が多いのでしょう」−。10月22日、インターネットの掲示板「OKWave」に、こんなタイトルの質問が書き込まれた。

 論争の舞台となった掲示板は「日本最大級のQ&Aサイト」とも呼ばれている。誰かが掲示板に書き込んだ疑問や質問に対して、不特定多数の人が意見や回答を寄せる仕組みだ。

 質問はこう続いた。「日本の総人口が減る傾向の中、経済的に成り立ちづらい末端の地域に居座り、医療不足だの、福祉の手が届かないなどと言っている住民は、税金を無駄に使わせる原因をつくっている、わがままな人間ではないでしょうか」

私は田舎者だけど、この意見に同意。

この問題提起に、地方側に立つ人たちから反発の言葉が相次いだ。

 「住み慣れたところから離れたくないのは当然の感情」「山村は手入れも何もしないと、川、山自体も崩れます」

田舎者は必ずこれを言うけど、私は必ずこう反論している。

人類が生まれる前にも自然はあったはず。人が手を入れないと崩れる自然は自然じゃない。自然は人の手を借りなくても自立できるはず、と。

住み慣れたところを離れたくないというのならそのコストを払うべき。
昔のように第一次産業しかなかった頃は土地に縛られるし、求められる公的サービスの質も低かった。
今は、電気、ガス、水道はもちろんの事、高度医療、病院、電話、インターネット、携帯電話、福祉施設などなど、ありとあらゆるものが高度に必要とされている。
そういうサービスが欲しいなら都会に出るべき。必要がない人は田舎でかまわない。

 総じて、地方の実情を知らない都市住民への不満が目立った。「地方の疲弊が進むと、食料を大量に消費し続ける大都市の存続にも影響する」と訴え、都市住民に理解を求める記述もあった。

これも信用できない。日本よりもっと小さい都市国家のようなところはたくさんある。
軍事的な面では脆弱になるだろうけど、戦争にならなければ生活は出来る。

 さらに都市側も反論した。「限界集落などさっさと見捨てて、みんな都市へ移住を」との主張は極端にしても、「そこ(都市)から農地へ通勤するのが正解」とする提言には、賛同者も少なくなかった。

私もこうあるべきだと思う。基本は都会に移住すべき。
何年か前に私は「(当時13あった)政令指定都市に1000万人ずつ住めばちょうど良い。すべてが東京レベルになる」と考えた事がある。農家は農地まで通えばよい。