【独女通信】独男に蔓延する「何もかもが面倒くさい」病とは?

http://news.livedoor.com/article/detail/3444787/

独女が合コンに行ったあと「男性と話が盛り上がらない」というグチをよく聞く。

 どんなふうに盛り上がらないかというと「会話が広がるような糸口がみつからない」「自分が興味ある話しか食いつかない」など、お互い会話がかみ合わないのだという。

そんな話を聞いてふと思い出すのは、最近マスコミ界にで広がる「独身男性をターゲットにすることへの難しさ」の話。

ほー、そんな話があるのか。

実際のところ、30代男性というのは、忙しすぎるか暇すぎるかで、時間もお金もない。
そんな中、流行に詳しくなったって、賞味期限がものすごく短いから、追いつかない。
音楽業界がバブルの頃にミリオンセラー連発したが、音楽好きやカラオケ好きな人が最新曲を覚えきれなくなったり支えきれなくなって衰退していったのと同じ道を歩んでいる、ということだろう。
個性化の時代、20世紀のように美味しいマスは無いのに、いまだに釣りやすい魚の大群がいないかなぁ、とノスタルジーに浸っているマスコミ。
限界まで自らの価値を高めようとした結果、バブルが崩壊し始まっている事に気がつかず、不良債権化している事に気がつかない独女。

しかし、マスコミと独女は利害が一致している。
流行に流されやすく、お金を使ってくれて、消費するお金と時間がある。
マスコミと独女のつながりは増間は深くなっていくだろう。
そのうちテレビ番組や雑誌類を見ていたら「女々しい」なんていわれるかもしれない。

「30代独身男性向けの雑誌がとにかく売れない」「特にライフスタイル情報誌は壊滅的」といった嘆きがあちこちから聞こえてきているのである。ちなみに「日本雑誌協会 」のデータによると、女性の?ライフデザイン誌?と呼ばれる、いわゆるライフスタイル情報誌で発行部数50万部を超えているのは「CanCam「with」「MORE」と3誌もあるのに対し、男性のライフデザイン誌で発行部数50万部を超えているものは1冊もなかった。とにかく最近の独身男性はテレビもみないし雑誌も読まない。これってつまり、世間で一体何が流行っているか、何が面白がられているかという?流行?に興味を示さないということではないだろうか? そう考えると、合コンで初対面の独女と交流する際「会話が広がるような糸口がみつからない」というのは納得してしまうのである。

本家のコメントには
「なんで男が女にあわせなければならないんだ」
「昔からそうだろ」
「30歳過ぎた男がいまさらマスコミに踊らされるわけがない」
みたいなコメントが目に付く。

もっともだと思うが、私がブログに残そうと思ったのは別の理由がある。

最近の一番の楽しみは「DSのドラゴンクエスト4をやりこむ」ことだというAさん(31歳、IT会社勤務)

Bさん(33歳、メーカー勤務)の趣味は「水曜どうでしょう」のDVD鑑賞。

これだけで詳細を知る事は出来ないが、気になるのは勤務先。
いわゆる理工系。
給料は安い、サービス残業で余暇はない。
すなわち、彼らは流行を追ってもトップにはなれない。
よって、合コンでこの手の話をしても他の人に主導権が渡ってしまい、自分が輝く事はない。
勝てない市場からは潔い撤退。選択と集中こそ弱者の生きる道。

 それほど彼らを取り巻く社会の境遇が過酷なのか、それとも単なる怠けなのか? 上記2名の事例だけで言い切るのは乱暴だが、とにかく彼らにはもっと新しいことにアンテナを張って、引き出しのある人になってほしいというのは、独女のワガママ・・・なのかもしれない。

負け戦の人に「がんばれ」と言っても奮い立たない。
男の無職はニートだ、働きに出ろ、女の無職は家事手伝いだ、という論理と近いものを感じる。

合コンに参加する独女はお金も暇もあるはずだ。
独女の皆さん、有り余る時間とお金で、得意のそのアンテナとやらを張って、新しい引き出しを作ってみてはどうか。