気象衛星が消滅の危機、「ひまわり」後継機に予算集まらず

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080705-OYT1T00454.htm?from=main2

 現行2基の予算の7割を分担した国土交通省航空局が計画から外れることになったため、管理運用を含め1基400億円とされる予算の確保が気象庁だけでは難しいためだ。

 ひまわりを失えば、国内の天気予報の精度が落ちるだけでなく、観測網に空白が生じ、アジア・太平洋地域の台風や豪雨の監視に支障を来す恐れがある。

 ひまわりは故障に備えて2基体制で、現行の6号と7号はともに2015年に寿命を迎える。衛星の製造は5年かかるため、8、9号の関連費用を来年度予算に盛り込む必要がある。

 6、7号の時は、気象以外に航空管制機能を搭載することで旧運輸省航空局の予算を捻出(ねんしゅつ)した。だが、国交省は「次世代の管制通信方式が議論中」との理由で、後継機では航空管制機能の相乗りを見合わせた。同庁は民間との相乗りを模索したが、協力は得られなかった。

1基400億円ということは2基で800億円、と。

みんな同じ事言うんだろうけど、利権とか族議員とかがない分野だとこんな予算も通らないのか…国民1人あたりにしたって1基400円なのに。人工衛星も国道扱いにすればあっという間に山ほど衛星が上がるかも。