「水は21世紀の石油だ」水資源の枯渇にヘッジファンドが着目

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 そのような流れを受け、水という生命の維持に欠かせない資源にあらためて注目が集まっている。世界的に水資源の枯渇が問題となる中で、いかに安定的な供給を確保するのか。汚染された水の浄化技術やリサイクル、リユースを可能にする技術を有する企業や研究機関に対して、世界の投資マネーが一斉に群がるようになってきた。世界のウォーター・バロンズや水関連企業は、行き場を失った世界の投資マネーの受け皿として過去類を見ないほどの活況ぶりを呈している。

金融のことはさっぱりわからないけど、金余りもここに極まった感じがするなぁ。
実体経済」って言うのがどこまでを指すのがっていう線引きは難しいけど、ここまで自由な資本経済って幸せなのかなぁ、と思ってしまう。もうずっと前から感じ取っていることだけど、ヘッジファンドは「儲からないかもしれない」似非リスクを背負った振りをして「人間そのものを資源扱いする」するようになり、自然界のように「不必要な殺戮、収奪はしない」っていう線を踏み越えて、ゴジラのように「破壊と殺戮そのものが存在理由」という不思議な存在になっているんじゃなかろうかと思ってしまう。ゴジラも地球上のすべてを破壊しつくしたらその後どうするんだろうか。ありとあらゆる生物は死に絶え、荒野にたたずむゴジラゴジラはこの後どうするんだろうか。己が食べる食料やその元となる資源環境までも破壊しつくして。

 テームズ・ウォーター社のピーター・スピレッド取締役によれば「水は21世紀の石油である。水産業は今後とも大きく成長するポテンシャルを秘めている。場合によっては近い将来、水をめぐる世界戦争すら起こりかねない。それだけ水は貴重な資源である」。

まぁ、水戦争はかなりの確率で起きてしまうような気がする。地球人類は増えすぎた。水資源大国日本、なんていい始めているけど、ウォーターマイレージ的な観点から見たらぜんぜん駄目なんじゃないのと思ったり。確かに日本は雨が多い。でも、それはインドやチベット、中国あたりの気候や地形のおかげ、とも言う。水が儲かるとわかれば、中国はチベットの山や木々を吹き飛ばしてでも水を確保しに来るだろう。北京ではすでに水不足なのだから、今後もっと発展するであろう中国では水不足はもっと深刻になるはず。オリンピック会場の雨を抑制するためにミサイルを飛ばそうとする国だ。スモッグや黄砂ですでにひどい目にあっている日本。世界の偏西風の最下流に位置する極東・日本の地理的に不利な位置を恨みたくなる。