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集落はどう畳まれてきたか

http://d.hatena.ne.jp/Thsc/20081030/p1

林業云々にしても、年金生活の高齢者にはどうでもいい話であるし、「近くになら引っ越してもいい」ではなく「ここにいる」という結論を導かせる。

住民の要求は「今住んでいる集落を昔のように賑やかにしてくれ、無理ならここで死ぬまで文化的な生活が送れるように福祉を与えてくれ」というものになる。「しかし知らない人が増えるのは歓迎しない」が付くこともある。

住民に、村落共同体を再興する理由がないのだ。

住民は現状を望んでいる。

科学的にというか、学問的に当たっているかどうかは分からないけど、実感としては言い得ていると思う。限界集落に限らず、地方の農村というものは過疎化で困ってるとか、後継者がいないとか言いつつも、「知らない人が増えるのは歓迎しない」というのが本音が多分にある。いうなれば「オレ理論集落」「オレ原理主義村」なので、よそのひとが来て合理的なことを語られることのほうが困るのだ。でも、所詮「オレ理論」なので普遍性も合理性もない。よって、賛同者も少ないから住み心地が悪いという精神的なものから、経済的に発展しにくい、働く場がないという現実的なものまで含めて、集落から人が出て行ってしまうのは当然の結果なんだと思う。「オレ理論」を貫きたい、いまさら変えたくないので「村落共同体を再興する理由がない」ということになるのだ。地元住民のためにも、国や自治体のためにも、このまま枯れるのを放っておくのが一番、ということだろう。

もっと正直に言って、いまさら再編しても意味がない、とも思っている。共役を果たせない高齢者ばかりの集落を再編に組み込むと、現役世代の負担が増して酷いことになる。なので、「もう無理な集落は、最後に残った住民がそこで亡くなるか都市部の福祉施設に移住するかで終焉を」と考える。

自立した生活ができない人は「そこで亡くなるか都市部の福祉施設に移住するかで終焉」でいいでしょう。現実的にもうそうなってるし。