アルコールに頼らないと団結できない会社は生き残れない

「飲み会はイヤ」の会社は生き残れない (ゲンダイネット)

http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/08gendainet05019148/
「飲み会が活発でないと会社はパワーを失います。お酒を飲みながら一致団結すれば1人の力が2倍にも3倍にもなりますが、社員の気持ちがバラバラで力を合わせようという意識が低いと会社はジリ貧になってしまいます。人員が減っている会社ほど、飲み会で団結心を高めなければなりません」

まるっきりダメとは言わないが…
飲み会が活発な会社は良くも悪くも余裕がある会社。
裏を返せば、社員全員が一丸となって共通の敵、共通の目的に向かわずともやっていける会社である。
こういう会社が良くお酒を飲む。
そして、お酒を飲まないと一致団結できない会社は生き残れない。

確かに一人の力は2倍3倍になるかもしれない。しかし、その力は社員全員のベクトルが一方向に揃って向かえばこそ発揮できる力。飲み会がないと団結できない会社というものは、社内に利害が相反する立場の人が同居していたりと、個々が期待する方向性がまるで違う。すなわち、同士討ちになったり、足の引っ張り合いになってしまい、せっかく倍加したパワーを打ち消しあう事になるのだ。

共通の敵、共通の目的がないから一方向に向かっていけない。

だからこそ、お酒の力を借りて、本音をさらけだし、一致団結する必要があるのだが…

 中高年の上司が「俺は若いころ……」と自慢する飲み会は誰も参加したがらない。解決策は20代、30代社員が司会や進行を担当し、若手が説教上司につかまらないよう工夫すること。「飲み会はイヤ」という社員を1人でも減らすのだ。

これが絶対にできない。なんせ、利害が対立している会社の上司だ。派閥争いだったり、勢力争いだったり、他部署といがみ合っていたりと一枚岩ではない。一枚岩というものは少々のお酒では維持できないのだ。何年も何年も共通の敵に立ち向かい、共通の目的に向かい合い続けることができないのだ。

共通の敵、共通の目的ができれば飲み会なんて要らない。
敵を倒し、目的が達成されたときの喜びはアルコールで作ったインスタントな幸せとは比べ物にならない。