敗色濃厚の企業

就職氷河期の学生に不安と焦り、人事担当者は「ストレスコントロールできる強さ」を重視【楽天リサーチ調べ】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090210-00000000-sh_mar-sci
 また、人事担当として新卒新人に求める要素についてたずねたところ、トップ3は「主体性」「実行力」「柔軟性」で、昨年と今年で変化は見られなかった。しかし、「ストレスコントロール」が昨年の7番目から5番目にランクアップしており、苦境の中でもストレスを自分でコントロールできる精神面の強さが求められているようだ。

これって、つまるところまともなビジネスが減ってるって言うことだな。払うべきお金を払わなかったり、時間的制約とか空間的制約とか法律の制約とかを何とか押しのけろ、みたいなことを言ってたり、肉体の限界を超えても自分で何とかしろって言ってるビジネスがかなり蔓延しているんだろう。そういえば、圧迫面接なんていうくだらないことをやってる企業もあるけど、ストレスコントロールなんて直接的に企業経営に関係ないのに、根性で何とかしろ、って言ってた戦時中の日本と同じ匂いがする。つまり、そんなこと言ってる企業は敗色濃厚ってことだな。就職活動している学生は人事担当に面接のときにでもストレスコントロールについてどう思うか、聞けるんなら逆に聞いておいたほうがいいかも。「精神面の強い奴が欲しい」なんていう企業は将来明るくないと思う。「がんばる」の意味をもう一度考え直した方がいいかも。