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時間デフレ・日本?

日本は9193円、米国は3万9240円――時間の価値、“格差”は4倍

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0705/23/news122.html
 日本は9193円、中国は9735円、米国は3万9240円、ドイツは4万2869円――。東京、ニューヨーク、ベルリン、北京のビジネスパーソンが答えた「1時間の価値」である。カシオ計算機では5月23日、各都市100人、計400人の男女を対象にインターネット上で調査した「時間の感覚」を発表した。

日本、特に非製造業はよく「生産性が低い」って言われているけど、この結果はその裏返しなんじゃないのか?

日本は時間に対する価値が低いから、だらだら働いても損した気分にならないし、むしろ収入が増えるから長時間働く、ということか?

で、だらだら働いた結果、長時間労働になり…

 一方、1日24時間に足したい時間は、日本が2位以下を大きく引き離して平均8時間32分と最も多かった。2位と3位は僅差で、中国の6時間54分に続いて米国が6時間32分となった。最も少なかったのはドイツの5時間27分。時間の価値を最も低く見積もった日本のビジネスパーソンが最も時間が足りないと考えており、時間に対して最も高い価値を付けたドイツのビジネスパーソンの足りない時間が最少だったのは、面白い結果だろう。

面白い結果も何も、当然の結果だろう。

自分の時間がぜんぜん足りなくなる。
足りなくなるならサービス業に頼んで代替してもらおうとしても、時間に対する価値観が低いから支払うお金も少ないし、払いたくない。
すると、サービス業の価値が低いから長時間労働で補おうとする。
以下無限ループ、と。

どうすりゃいいのか。
この結果に当てはめるとすれば、ドイツ的になればいい、ということだ。サービス業は生産性の低い時間には働かない。これに尽きるだろう。

たとえばコンビニやスーパーなどの小売業は午前10時から午後7時まで。これで大体の人は足りるだろう。
その時間働いていて買い物に行けない人はどうするか?
昼間に代行してくれる商売を作れば良い。
家族が多いといっても今時ならせいぜい4、5人が最大だろう。
たった4、5人のために、そのうちの一人が買い物に出かけて30分や1時間も買い物に費やすのは効率が悪い。
いまどきはインターネットという便利なものがある。
インターネットのいい所は作業量に対して人的資源を浪費しないところだ。
携帯メールでもいいし、ショッピングサイトでもいいだろう。
そのオーダーを受けて配達する人も午前10時から午後7時まで。
昔から、牛乳配達は家の前にボックス置いてるし、最近の宅配だって専用のボックスを設置すれば済む。
何も夜中に人が動く必要は無いし、物理的な投資で済むものに人を投入する必要は無い。

社会全体でこのぐらい絞り込んでいかないと生産性は上がらないだろうし、時間を浪費できるほど日本は「時間大国」ではないだろう。

同じ時間が日本では安い。
経済学的に言えば需要と供給の関係で価格が決まるんだろうけど、日本では「労働時間」という名の時間供給が過剰で、時間の価格がデフレを起こしているということか?