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よい夫は賃金が高いのに少子化を招く

「よい夫力」トップは東京、最低は高知

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/trend/20101102/109088/
調査は2010年9月1日―10月20日、インターネット上で既婚女性を対象に「普段、夫に言ってほしい言葉は何ですか」「夫婦の関係を表す四字熟語は何ですか」といった模試形式のアンケートを実施し、2万5207人の回答結果を分析、採点した。

 東京都の平均点は100点満点中73.9点で最も高く、2位は奈良県の73.4点、3位は神奈川県の73.3点となった。都会に住む男性の方が「よい夫力」が高い傾向があり、「忙しさで家庭の時間を軽視しそうなイメージと、相反する結果となった」とプラチナ・ギルド・インターナショナルはコメントしている。

 九州や四国など「亭主関白」という言われる地域の点数が低い傾向にあり、男性の「黙って俺についてこい」といった姿勢は、女性にとって「よい夫」としての評価に結びつかないと、プラチナ・ギルド・インターナショナルはみている。

この辺を見て思ったのが、上位にくる県はなんか出生率が低そうじゃないか?と思ったので…

1 都道府県別にみた合計特殊出生率

http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2007/19webhonpen/html/i1131100.html
この中で合計特殊出生率が最も高いのは沖縄県(1.74)であり、以下、宮崎県(1.55)、島根県(1.53)、鳥取県及び鹿児島県(1.51)の順となっている。最も低いのは、東京都(1.02)であり、以下、北海道(1.18)、京都府(1.19)、大阪府及び奈良県(1.22)となっている。

このページに載っている合計特殊出生率と「よい夫力」の関係を図にしてみた。

沖縄、高知、東京が突出しているものの、それ以外の県もおおむね「よい夫力」と合計特殊出生率は負の相関関係があるように見て取れる。つまり、よい夫は少子化につながるのだ。
男女の性役割からいっても当然の結果である。
子の出産、育児に関して、男は質より量を求める性であり、女は量より質を求める性である。既婚女性にとってよい夫というのは、妻が主導権を握っているということであり、当然子育ても量より質重視ということになる。よい夫を持つ妻ほど、少子化に向かい、少ない子供にたくさんの投資をする子育てスタイルが進んでいる事が裏付けられたと言えるだろう。

また、賃金と「よい夫力」の関係も図にしてみよう。
都道府県別の賃金データはここのデータを使用した。

平成21年賃金構造基本統計調査(全国)

http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2009/index.html

その結果がこれである。

これまた東京が突出しているものの、それ以外の県もおおむね「よい夫力」と賃金は正の相関関係があるように見て取れる。つまり、よい夫は高賃金なのだ。
既婚女性にとってよい夫とは「財布・ATMがわり」と言われているが、これについても正しいことが裏付けられたと言えるだろう。