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日本における労働者の「魅力不足感」は81%、最も不足を感じる職種は?

日本における企業の「人材不足感」は81%、最も不足している職種は?

http://news.mynavi.jp/news/2012/06/04/019/
企業が人材不足を感じている職種は、2011年からほとんど変化は見られないが、順位には変動が見られ、2011年は3位だった「エンジニア」が1位、2011年は4位だった「会計・財務スタッフ」が3位に順位を上げており、総じて専門性の高い職種において人材不足感が強い。

人材は不足しているけど、お金は出しません、休みもあげません、各種手当ても福利厚生もありません。それでも働いてくれる人が欲しいんです、ってはっきり言えばいいのに。

企業から見たら「人材不足」なんだろうけど、労働側から見たら仕事に対する「魅力不足」なんだよね。人自体は余っているんだし、スキルが足りない人でも勉強して身につければその職に就ける状態でも、そこまでやろうとする人は少ない。それは待遇に魅力がないから。

人材不足を感じていると回答した企業826社に、必要な人材が確保できなかった場合、顧客の要望にこたえる能力にどの程度の影響があるかを聞いたところ、「非常に影響がある」と回答した企業は25%(210社)、「やや影響がある」と回答した企業は59%(486社)となった。

「不足を感じている」のに「必要な人材が確保できなかった場合」っていう質問はなんなんだろう?
「不足を感じている」=「すでに不足している」じゃないの?
その上で影響があるかないかと聞けば「ある」と答えるだろう。
勝手な解釈だけど「やや影響がある」なんていう企業はその程度の感触であって、企業の利益が減るとか事業が回らなくなるとかそういうものではないだろう。そういう企業が待遇改善に動くとは思えない。そんな企業が59%を占めるという見方をすることも出来るのだ。

826社に人材確保が難しい理由を聞いたところ、27%と「対人力」と回答した企業が最も多かった。以降、「チームワーク・協調性」「熱意・モチベーション」がそれぞれ26%、「柔軟性・順応性」が23%、「不明瞭なことや複雑なことへの対応力」が22%と続く。

「(わが社が苦手とする)あいまいな仕事をうまいことこなして欲しい」と私は読みたくなる。
そんな会社に対人力がある人材が来るだろうか。会社そのものが対人力に欠けているのに対人力がある人のことを評価できないだろう。結果として待遇は悪いままとなる。

足りないと言う前に、自社で人材を育てて、その価値とありがたみを十分に理解できるようになってから、外に人材を求めてはどうだろうか。さすれば、その価値とありがたみに応じた待遇を用意することもできるし、社内で反対する人もいなくなるだろう。