少子化対策をグローバル化してみたらこうなった、という例

美談じゃ済まされない…スケート連盟に抗議殺到「ちゃんと性教育しているのか」との声も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130706-00000010-tospoweb-spo
 事情に詳しいフィギュア関係者が言う。「ほとんどがお叱りの電話だと聞きました。現役選手が入籍もせずにいきなり出産ですからね。五輪を目指す他の競技ではとてもじゃないけど考えられない。電話の中には『お前ら、ちゃんと性教育やってんのか!』と怒っている人もいて、連盟関係者は困惑しているんですよ」

 確かに、フィギュア界の“生中出し率”は常軌を逸している。まず、2010年に織田信成(26=関大大学院)が学生時代にデキ婚したかと思えば、今年4月には無良崇人(22=中京大)がデキ婚。そして極め付きは安藤の未婚出産&父不明という異常事態…。有名選手たちの“性の乱れ”を危惧して、怒るのも無理はない。

「連盟は性教育をやるところではない。そんなものは家庭でやるべきなんですが…」と同関係者は頭を抱えている。

なんで頭を抱えたり、苦情が来たりするんでしょうかねぇ。やっぱり「結婚もしてないのに子供を産むなんて」って考える人が多いんでしょうかね。

これらトップスケーターたちは、おそらく世界中を飛び回り、世界各地でスケートをして生活をしている人たちでしょう。たまたまスケートという競技をしているだけで、経済界が大好きな「グローバル化」ってやつを体現している社員と変わりはないんじゃないでしょうか。

グローバル化した社会で生活していくには、人並み外れたハングリー精神が必要なんでしょう。それは当然子作りにも反映されるでしょう。
生活の場がグローバル化すれば当然生活観とか道徳観もグローバル化するわけで、結婚観だけ保守的な日本のまま、なんて事にはならないでしょう。むしろ、グローバル化すれば少子化が解決できるという素晴らしい見本じゃないでしょうか。
グローバルに活躍しながら子供を産んで少子化に歯止めをかける。
政府も経済界もこれを望んでいるんでしょ?

つまり、日本の少子化対策が進まないのは、結婚観や子育て観がグローバル化していないから、っていうことでしょう(笑)
結婚や子育てに対して保守的なのは何も日本だけじゃない。ドイツやイタリア、スペイン、韓国あたりもそうだと言われていて、いずれの国も出生率が低く、婚外子も少ない。

でも、日本人はこの状況を望んでいないから、苦情をいう人がたくさんいるわけで。