他人に羨ましがられ、自己満足も出来る結婚とは?

なぜ若い人たちの離婚が増えているのか (1/2)

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/18/news024.html

判断力が不足?

 周囲に頼れる人生の先輩がいない――。それは婚活中の女性にも影響しているかもしれない。

 「30歳までに結婚できますように」「最良のパートナーが早く見つかりますように」

もうここに結論が出てるでしょう。

「頼れる人生の先輩がいない」
なぜ?幸せの形を先輩になぞらえたいからでしょ?


「30歳までに」
なぜ?周りの目が気になって、幸せを感じられないからでしょ?


「最良のパートナー」
なぜ?周りが羨みそうな相手が欲しいって言う事でしょ?

つまり、タイトルどおり。「判断力不足」
もっといえば、幸せの形を他人目線で考えすぎ。

なぜ若い人たちの離婚が増えているのか (2/2)

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0912/18/news024_2.html

「結婚相談所やインターネットなど情報がありすぎて何を信頼していいか分からない。他人の情報を知るうちに、欲も出てくるのかもしれません」

結婚相談所なるものが目立ち始めた頃、未婚の女性は「カタログショッピングのように男性を並べて比べたい」といっていた。
どこまでいっても「ベスト」な相手でなければならない女の性が如実に現れているのだ。
いわゆる「結婚版・青い鳥症候群」「マリッジブルー」だろう。

男なら、あっちもこっちも、と浮気三昧しているのと同じ状態。
もっとも、男の浮気は責められこそすれ、女の「青い鳥」はあまり責められない。

 寺を訪れる若者に、僧侶はこうアドバイスする。

 「一緒にいて幸せだから結婚するのではない。一緒に苦労を乗り越えていくのが結婚です」

結婚とはかくあるべし、と私も思うところですが、苦労を避け、相手の意思は無関係に自らの努力のみで幸せを得ようとするのが、いまどきの女の婚活。
自らの意思で「地獄の底まで相手と共についていく」「互いのリスクを背負い合う」という覚悟が無ければ長続きはしないだろう。
しかし、それが出来るなら、他人目線で考える幸せの形にはこだわらないはずだ。
できないから、人生の先輩を求め、年齢を気にし、最良の相手を欲しがるのだ。

 内閣府が今月発表した「男女共同参画社会に関する世論調査」では、「結婚しても相手に満足できないときは離婚すればよいか」との設問に、半数が「賛成」「どちらかといえば賛成」と答えている。

そしてここが極めつけ。
散々他人目線で幸せをつかもうとしているくせに、不幸な事だけは自分目線。
だから、相手の気持ち、周りの感じ方を無視して「相手に満足できないときは離婚」なのだ。
他人目線第一なのか、自分目線第一なのか、両方は選べない事を自覚すべきであろう。