性差を超えたエンタメ人気 社会モラル崩壊の象徴?

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性差を超えたエンターテインメントが世界的なブームだ。日本では中性的な男性タレントが大挙して出演するテレビ番組や、女性歌手のヒット曲を男性歌手がカバーした企画盤が人気を獲得。米ハリウッドでは男優が太った中年女性、女優が男性ロック歌手を演じ話題だが、「テレビ文化がけじめなき社会を作り上げた証明」と批判する専門家もいる。(岡田敏一)

昨年10月から毎週土曜日の午後5時半から約30分間放映しているが、「普通、女性ファッション誌によるテレビ番組の取材は皆無なのに、この番組には取材が殺到しました」と日本テレビ

 夕方の放送にも関わらず若い女性の支持を獲得し、今月末から放送日時が毎週火曜の午後7時から約1時間と、ゴールデンタイムに格上げ、全国ネットに登場する。

 こうしたブームについて、松浦亜弥さんのものまねなどで人気のタレント、前田健さんは「歌舞伎や宝塚歌劇のように日本では男が女を演じる文化があるが、最近のブームは女性受けを狙ったもの。今の芸能界では女性の人気を獲得しなければスターになれないですから」と分析する。

 一方、メディアの変遷などに詳しい東海大学文学部広報メディア学科の時野谷浩(ときのや・ひろし)教授は「テレビの登場以前は社会のモラルが明確だった。男は男らしく、女は女らしかった。そのけじめを壊したのがテレビ文化。社会秩序を破壊している」と批判的に見ている。

男は「お金はあるけど忙しくて使っている暇がない」か「お金はないけど時間はたっぷり」な人しかいないから可処分所得×可処分時間が非常に少ない。
対して女は概して「お金もあるし時間もある」か「お金はないけど時間はある」のどちらかに所属すると思われる。
今流に言えば「ワーク・ライフ・バランス」という奴が非常に良いのだ。
女は可処分時間で流行に乗り、可処分所得で商品やサービスを買ってくれる。
男は忙しくて下手するとテレビなんて見る暇ないんじゃない?プロ野球の視聴率ががんがん落ちているのもその現われだろうし。
そうすればテレビは当然女向けに女向けに番組を作るわけで、テレビ局の動きは当然の結果。文化とかモラルの問題ではないんじゃないかと。
もっと言えば、世間がどんどん女に追い風を吹かせているから、男が女っぽくなったりして、女に取り入ろうとするのもひとつの戦略。
こういう分析をする偉い人っていうのは、きっと「デートをするときは男がおごるべし」とか「デートでは男がリードすべし」なんていう立場なんだろうな。