「授業減らしすぎた」中教審が異例の反省

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071028it01.htm

 中教審は1996年、それまでの詰め込み教育への反省から、思考力や表現力といった学力と、他人を思いやる心などを「生きる力」として提唱。現行の学習指導要領は、この「生きる力」の育成を教育目標に掲げ、小中とも授業内容を3割削ったり、総授業時間数を1割近く減らしたりしたほか、教科を横断した学習で思考力などを身につける「総合学習の時間」の創設を盛り込んだ。しかし、指導要領が実施されると、授業時間の減少により、「基礎学力が低下した」「子供の学習意欲の個人差が広がった」といった批判が相次いだ。

学校週5日制(私は個人的に「学校週休二日制」と呼んでいるが)と同じにおいしかしないんだよね。子どもたちの教育云々というお題目の影に隠れて「労働時間削減」「週休二日獲得」っていう本命の目標があったんじゃないかと。で、この年代の子どもたちはその犠牲になったんじゃないのか?