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薄れるタイアップ効果

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080226/1007473/

 いちはん不思議なのは「めざましテレビ」のテーマ曲だ。番組がエンタメコーナーに力を入れ、関心のある視聴者層が多いはずなのだが、基本、シングル(或いは配信)ヒットに結びついたという記憶があまりない。山下達郎もドリカムもDefTechもアンジェラ・アキMISIAも、あれだけバックでかかっていて、しかもみんないい曲で、「これはミリオン行くかも」と思っていただけに、予想がはずれて、ちょいガックリきている。

ヘビーローテーションすれば売れるってもんじゃない。
めざましテレビの雰囲気に合っているのか?って言う話もある。
マスコミを経由しなくても個人同士が広く情報交換できる時代に「今月のおすすめはコレ」なんていわれてホイホイのったら後追い感いっぱいでむしろ恥ずかしい。
つまり、曲の良し悪しじゃない。

 もうひとつはカメリアダイアモンド。ここのタイアップ曲はかっては「桃色吐息」「ロンリー・チャップリン」「太陽のコマチ・エンジェル」など、ヒットの孵化器といわれたものだ。だがここ数年は、個人的に「おお、いい選曲だ、これはミリオン行くかも」と思うのだが、なぜか直結しない。オンエア地域が絞られているらしいが、それにしても火くらいはついていい……。

一般庶民はテレビそのものを見なくなったって言う事を分かってないのだろうか。いまだにマスコミが笛吹けば庶民が踊ると思っている思考がまるっきりダメ。むしろ、マスコミや広告、音楽業界の裏をかいて「えっなんでこんなものがヒットするの?」っていうぐらいの方が庶民にとっては快感。自分たちが見つけ、育てた曲っていう愛着が芽生える。
「タイアップ=売らんかな」の図式はもう知れ渡りすぎて嫌っている。
人気の芸能人も「伸び盛り」「将来が楽しみ」のあたりが一番いいのであって、頂上が見えた芸能人は本当の「芸」を見せなければダメなのだ。「エンタの神様」ほか若手芸人が出る番組がひところ人気だったのもそのストーリーのひとつだったんだけど、いつの間にかこの番組出演が頂上になってしまったことと、実は芸人本人たちの持ちネタじゃなかったっていうヤラセ感が番組をダメにした。つまり、仕掛けていること自体に拒否反応を示しているのだ。