どうせ妻の「離活」は防げない

あなたも危ない! 妻の「離活」を見抜くには

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100214-00000001-president-bus_all
女性が離婚を決意するまでの過程は、コップに少しずつ水が溜まっていくのと似ていて、不満がコップからこぼれるまで増していく。

女性の不満をたとえる言い回しとして、この表現はよく使われる。これ自体は否定しない。きっとそうなのだろう。
と、いうことは、男がどんなにがんばっても女の心の中にたまる水という名の不満はコップから減ることはないことなのだ。

なのに、

 では、どうしたら嫌われないでいられるのか。それは月並みですが、気を使って相手が喜ぶようなことを照れずにすること。いつもする必要はないんです。でもたまには、バラの花束でもワインでもやさしいひと言でもいいから、相手に与えて喜ばせる。これがまったくないと、油が切れた機械みたいにギクシャクします。

男がどんなにがんばっても女の心の中にたまる水という名の不満はコップから減ることはないんだよね?
せいぜいコップが大きくなるかどうかって言うだけでしょ?
水が減らないんだから、根本解決にはならない。不満が解消されたり、パラメーターとしての不満度が回復するわけじゃないんだよね。
どうせ回復しないんだし、同じようにバラの花束やワインを上げるんだったら、男は新しい女と付き合ったほうが良いんじゃないの?

「畳と女は新しいほうがいい」

っていう言葉は長年の歴史が積み重なり、みんなが共感できるから語り継がれてきた言葉なんじゃないの?
男女差別的な響きがあるから最近は使われなくなってきたのかもしれないけど。

これとは別に、

「女心と秋の空」

という言葉があるけど、これは元々

「男心と秋の空」

だった。
でも、歴史の流れの中で、みんなが共感できなくなり、秋の空のように心が変わりやすいのは男じゃなくて女だよね?
って言うことで「女心と秋の空」のほうが定着したんでしょう。

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、とも言いますし、不満たらたらな相手とずーっと一緒に居なくてもいいよね?

とはなかなかならないんだろうなぁ…

昔は三行半を突きつけたのは夫の側だったんだけど、今は妻の側。歴史は日々作られていくんだなぁ。